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2023/11/07
こんにちは!フォーラムプランニングのスタッフです。
さて、先日、お客様からキッチンについてご質問をいただきました。
「フルフラットキッチンって、どうなんですか?」というもの。
フルフラットキッチンとは、システムキッチンの天板に立ち上がりがなく、平らなタイプのことです。
スッキリ見えるので、広く感じるなどメリットもあり、商品のバリエーションも増えていますね。
ですが、暮らし方、間取りによっては気をつけたいポイントもあります。
今日は、そのあたりをご紹介していきますね!
▼目次
・ まとめ
キッチンの天板が全て平らになっているタイプを「フルフラットキッチン」と呼びます。
シンクやコンロがあるキッチンの天板が平らで、すっきりと見えますね。
施工事例: 生活リズムが整う広々リビングの家
最近はフルフラットタイプの対面キッチンも増えてきて、立ち上がりの有無について悩むことも。
そこで、あらためてメリットデメリットを整理してみますね。
フルフラットタイプのシステムキッチンの代表的なメリットは、次の3つです。
フルフラットの対面キッチンは、天板の奥行きが広めです。水はねなどを防ぐ目的もありますが、作業スペースが広々としているのは大きなメリット。調理中の道具を置いたり、出来上がった料理を仮置きしたりするにも便利です。
ダイニング側からキッチンを見たときに、視線をさえぎるものがないフルフラットキッチンなら、空間が広く感じられるメリットがあります。キッチンが一体の空間になり、開放感があります。
フルフラットキッチンは、シンク側からだけでなくダイニングからも作業することができます。そのため、親子でお料理をする時や、友人と一緒にパーティーの準備をする時など、複数人でキッチンを使う場合に、とても便利。みんなとワイワイお料理をするのが好きな方には、おすすめのタイプです。
施工事例: 優しい木の香りに包まれる二世帯住宅
逆に知っておきたいデメリットは、次のような点です。どうしたら気にならなくなるか、その方法も合わせてお伝えしますね。
フルフラットキッチンは、ダイニング側からキッチンが丸見えとなってしまうため、洗い物やお鍋など見せたくない生活感が出てしまうというのが悩ましいところ。
解決方法としては、見せないタイプの収納を増やしたり、パントリーを作ったりして、隠せる部分をつくることです。
施工事例: 赤い垂れ壁のある家
こちらの事例では、視界をさえぎらない程度の浅い立ち上がりをつけています。
天板の奥行きが広いとはいえ、壁がないため、水はねや油はねはどうしても発生します。
ダイニング側の床をお手入れしやすい材料に変える、コンロの前に透明のついたてを設置する方法もありますが、かえって掃除の手間が増えてしまうことも。
さっと掃除しやすいフルフラットのメリットをいかし、こまめに拭くのが一番よいかと思います。
フルフラットタイプは、天板が広い分、システムキッチンがスペースを取ります。
そのため、ダイニングキッチンの広さに余裕がいります。もし、床面積に余裕がない場合は、かえって部屋全体が狭くなる可能性も。
スペースに余裕がなくてもフルフラットを採用したい!という場合は、ダイニングテーブルをコンパクトにしたり、カップボードとの間隔を狭めにしたりするなど設計の工夫が必要です。
施工事例: Rのある家
部屋が広く見え、大人数で料理しやすいと人気のフルフラットキッチン。
でも、キッチンが丸見えになってしまうことや、広さが必要なことなど気になる点もあります。
ご自身の暮らし方や全体のバランスをみながら、採用しましょう。
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