Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

アールプラスハウス デザインギャラリー「光と、風と、木のぬくもりに包まれて友人が集い、家族の会話が楽しく弾む」

login

施工事例

アールプラスハウス デザインギャラリー「光と、風と、木のぬくもりに包まれて友人が集い、家族の会話が楽しく弾む」

朝日新聞出版【建築家と建てる家を、身近に、手軽に】ーR+house 23の家と21の暮らし より

K邸は片流れの屋根を載せたシンプルモダンな白い家。花壇にはK夫人が丹精込めた草花の寄せ植えがセンスよくアレンジされて、道行く人の目を楽しませている。

玄関ドアを開けると目の前に白い壁面収納があり、土間が左右に広がっている。この収納は玄関からダイレクトに続くLDKへの目隠しの役割を果たす。ゲストは壁面収納を挟んで右の上がり口からリビングへ、家族は左側からダイニングへ出入りできる2ウェイの動線だ。

リビングとダイニングはL字につながり、リビングのソファに座ると、壁の低い位置に設けられた大きな窓から芝生が美しく広がる。比較的人通りの多い立地を考えて、外からの視線を遮りつつ、採光と眺めを採り入れた心憎い窓の配置である。一方、ダイニングは収納などの木製ルーバーの扉が印象的なオープンキッチンで、カフェ風だ。

「今まで狭い社宅住まいだったので、友達をいっぱい呼んでみんなでご飯を食べたりする暮らしにずっと憧れていたんです。」とK夫人。暮らし初めて1年、ママ友たちが集まってここでお茶を飲んだり、ピザを焼いたり、子どもたちと一緒にたこ焼きパーティをしたり。今ではみんなが自然に立ち寄る「サロン・ド・K」。リビング階段の吹き抜けからも陽光が明るく差し込み、家の中はどこにいてもやさしい光に包まれている。夏は2階の窓を開けると、琵琶湖から吹く風がリビングやダイニングを爽やかに通り抜けるという。

2階に上がると、廊下には家事コーナーでもあるロングカウンターが設けられ、個室へとつながっている。そのなかで、ちょっと面白いつくりとなっているのが寝室だ。内部で2部屋に分かれ、手前がKさん、奥が夫人の部屋。これはKさんのやさしい心遣いを建築家が汲み取ったもの。「しょっちゅう趣味の海釣りに夜中に起きて出かけるので、妻の眠りを妨げないように別々にしてもらいました」とKさん。

「近所で子どもの保育園の先生に出会ったとき、『うちの家、ここなんです』と教えると、『Kさんのお宅だったんですね。私の夢の家です!』と言われました。ものすごくうれしくて、心の中でVサインしました」とKさんの夫人の笑顔が弾けた。

LDKを連続させながら、それぞれの空間に役割をもたせる、それが大きなテーマでした。ダイニングは人が集まって食事をするアクティブな空間ですから、そこには光がたっぷり入るように、またリビングはくつろぎの静かな空間ですから、地窓を設けてやわらかに光がわまるように、と計画しました。